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UQモバイル後払い現金化のやり方|2つの方法と手順を徹底解説

格安SIMとして人気のUQモバイルを利用している方の中には、急な出費でお金が必要になった時、月々の携帯料金と一緒に支払える後払い機能を使って現金化できないかと、その「やり方」を調べている方もいるかもしれません。

UQモバイルのキャリア決済機能を悪用し、現金を手に入れるやり方自体は存在します。

しかし、その具体的なやり方を知ることは、同時に深刻なリスクを知るということでもあります。

この記事では、UQモバイルの後払い現金化のやり方を2つの方法に分けて、それぞれの具体的な手順を解説するとともに、その方法がいかに危険であるかを詳しくお伝えします。

UQモバイル現金化のやり方を知る前に|基本と注意点

具体的なやり方の手順に入る前に、UQモバイルの現金化がどのような仕組みで行われるのか、その基本を理解しておくことが非常に重要です。

この前提知識がないと、なぜ危険なのかを正しく理解できません。

「auかんたん決済」で「au PAY残高」にチャージする

UQモバイルの現金化で使われる後払い機能は、auのキャリア決済である「auかんたん決済」です。

UQモバイルユーザーは、この機能を使って、同じくKDDIが提供するスマホ決済「au PAY」の残高に後払いでチャージ(入金)することができます。

この「後払いでau PAY残高を準備する」という点が、すべてのやり方の出発点です。

チャージした残高は直接出金できない

最も注意すべき点は、auかんたん決済でチャージしたau PAY残高は、銀行口座へ現金として出金(払い出し)することができない、というルールです。

そのため、現金化するには、チャージした残高で一度「商品」を購入し、それを売却するという、間接的で手間のかかるやり方を採用する必要があります。

【やり方1】自分で商品を購入して現金化する方法

一つ目のやり方は、専門業者を介さず、すべての工程を自分自身で行う方法です。

「セルフ現金化」とも呼ばれ、手間と時間はかかりますが、悪質な業者に騙されるリスクを避けられるという点では、もう一つの方法よりは安全と言えます。

このやり方のメリット・デメリット

このやり方のメリットは、業者に支払う高額な手数料がなく、自分のペースで進められる点です。

商品選びがうまくいけば、高い換金率も期待できます。

一方のデメリットは、商品のリサーチから購入、売却まで、すべて自分で行うため、現金を手にするまでに数日かかることも珍しくなく、非常に手間がかかる点です。

STEP1:au PAY残高に後払いチャージする

まず、au PAYアプリを開き、「auかんたん決済」を使って現金化したい金額をau PAY残高にチャージします。

auかんたん決済の利用上限額は、年齢や契約状況によって異なるため、事前にMy UQ mobileまたはMy auで自分の上限額を確認しておきましょう。

STEP2:換金性の高い商品をau PAYで購入する

次に、チャージした残高を使って、換金性の高い商品を購入します。

au PAYは、コンビニや家電量販店、Amazonなどのオンラインストアまで、非常に多くの場所で利用可能です。

どこで、何を買うのが最も換金率が高くなるかを、入念にリサーチすることが重要です。

STEP3:買取業者やフリマアプリで売却する

購入した商品が手元に届いたら、それを売却して現金に換えます。

即金性を求めるならゲームやブランド品の買取専門店に持ち込むのが一番ですが、少しでも高く売りたいなら、フリマアプリなどを利用する方法もあります。

売却代金を受け取れば、このやり方での現金化は完了です。

【やり方2】専門の現金化業者に依頼する方法

二つ目のやり方は、auかんたん決済(au PAY)の現金化を専門に扱う業者に手続きを代行してもらう方法です。

とにかく早く、手間をかけずに現金が欲しいという場合に選ばれがちですが、リスクもその分高くなります。

このやり方のメリット・デメリット

このやり方の最大のメリットは、スピードです。

申し込みから最短数十分で銀行口座に現金が振り込まれるため、緊急時には非常に魅力的に見えます。

しかし、デメリットは深刻です。

換金率が70%~85%程度と、手数料が非常に高く設定されています。

さらに、悪質な詐欺業者に個人情報を抜き取られたり、お金を騙し取られたりする危険性が常に伴います。

STEP1:信頼できる業者を選んで申し込む

まずは、auかんたん決済(au PAY)の現金化に対応している業者をインターネットで探します。

この際、「換金率の高さ」だけで選ぶのは非常に危険です。

運営会社の情報がしっかりと記載されているか、口コミの評判は悪くないかなど、複数の視点から信頼性を確認し、慎重に業者を選びましょう。

STEP2:本人確認と契約内容の確認

業者を決め、公式サイトから申し込むと、業者から連絡があります。

初回利用時には、法律に基づき、運転免許証などを用いた本人確認が必ず行われます。

この時に、手数料を差し引いた最終的な振込額がいくらになるのかを、必ず明確に確認してください。

STEP3:業者の指示通りにau PAYで決済する

契約内容に同意したら、業者の指示に従って、指定された商品をau PAYで購入します。

多くの場合、業者が運営するオンラインショップで、キャッシュバックの対象となる商品を購入するよう指示されるキャッシュバック方式が用いられます。

STEP4:指定口座への入金を確認する

業者側であなたの決済が確認でき次第、指定した銀行口座へ現金が振り込まれます。

このスピード感が、業者を利用する最大の理由となっています。

入金が確認できたら、取引は完了です。

どのやり方でも共通する重大なリスクと注意点

自分でやるやり方と業者に頼むやり方、どちらを選んだとしても、絶対に避けることのできない共通のリスクが存在します。

やり方を知ること以上に、このリスクを理解することが重要です。

au(KDDI)の利用規約に違反する「不正行為」である

最も重要な点は、UQモバイルユーザーであっても、auかんたん決済を利用する以上、その提供元であるau(KDDI)が定める利用規約に従う必要があるということです。

そして、その規約では現金化目的の利用が明確に禁止されています。

つまり、この行為は「不正行為」なのです。

UQモバイルの強制解約という最悪の結末

規約違反が発覚した場合の最も重いペナルティが、UQモバイルの携帯電話回線契約そのものが「強制解約」させられるリスクです。

一時的な現金と引き換えに、生活の基盤である通信手段と、長年使ってきた電話番号を失う危険性があります。

翌月の通信料金支払いが困難になる

現金化によって手にする金額は、手数料や換金損で必ず目減りします。

しかし、翌月には、利用した満額がUQモバイルの通信料金に上乗せされて請求されます。

この支払いができなければ、携帯電話は利用停止となり、本末転倒な結果を招きます。

現金化という「やり方」に頼らないための代替案

危険なやり方に手を出す前に、より安全で正規の方法を検討することが賢明です。

「au PAYスマートローン」など正規のサービスを検討

UQモバイルユーザーでも、条件によってはauフィナンシャルサービスが提供する「au PAYスマートローン」に申し込める場合があります。

これは正規のローンサービスであり、現金化のような規約違反のリスクは一切ありません。

公的機関への相談

お金の問題で本当に困っている場合は、お住まいの自治体の社会福祉協議会などが設けている相談窓口や、公的な貸付制度を利用することも検討してください。

まとめ:UQモバイル現金化のやり方を覚えるよりリスクを知ることが重要

UQモバイルの後払い現金化には、自分で商品売買を行うやり方と、専門業者に依頼するやり方の2つの方法が存在します。

その手順を追うこと自体は、さほど難しくないかもしれません。

しかし、本当に重要なのは、そのやり方を覚えることではなく、その行為がau(KDDI)との契約を踏みにじる不正行為であり、発覚した際には自らの通信手段を失うという、あまりにも大きなリスクを伴うことを理解することです。

一時的な現金の誘惑のために、将来にわたって不利益を被る可能性のある危険な「やり方」に手を染めるべきではありません。

もし本当にお金に困っているのであれば、正規の金融サービスを検討するなど、安全で確実な方法を選択してください。

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